那覇市|【首里の十二支巡り】家族の健康を願う伝統行事「テラマーイ」の楽しみ方
新しい一年が始まると「家族みんなが健康で過ごせますように」と願うのが親心。沖縄には古くから、自分の干支にちなんだお寺を参拝する「十二支巡り(テラマーイ)」という素敵な習慣があるのをご存知ですか?
首里の風情ある景色を楽しみながら、家族それぞれの「守り神」を探しに行く時間は、子どもたちにとっても自分の干支を知る楽しいきっかけになるはず。今回は、ママなら知っておきたいテラマーイの基本知識や、無理なくお参りするためのポイントを詳しくご紹介します。
目次
「私の神様はどこ?」家族で自分の干支を探しに。首里で叶える開運テラマーイ。
琉球王朝から続く「十二支巡り(テラマーイ)」とは?
沖縄の言葉で「テラマーイ」と呼ばれる十二支巡りは、首里にある4つの臨済宗寺院を参拝する伝統行事です。琉球王国時代から続くこの習慣は、自分の生まれた年の干支によって決まっている「守護本尊(守り神)」に、日々の感謝や家内安全、健康祈願を伝えるためのもの。

お正月だけでなく、節分や人生の節目に訪れる方も多いですが、一年の始まりに「今年も家族が元気に過ごせますように」と祈る時間は、忙しいママにとっても心を整える大切なひとときになります。
家族の干支はどこ?4つのお寺と守り本尊をチェック
テラマーイで巡るお寺は全部で4つ。それぞれ担当する干支が決まっています。まずはパパ、ママ、お子さんそれぞれの干支を確認してみましょう!
慈眼院(首里観音堂)

【子・丑・寅・辰・巳・午】 最も多くの干支をカバーしているお寺です。高台にあり、景色が綺麗なことでも知られています。
INFORMATION
店名:
首里観音堂(慈眼院)
住所:
〒903-0825 沖縄県那覇市首里山川町3丁目1
電話番号:
0988840565
営業時間:
9時00分~17時30分
※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。
安國寺

【酉】 落ち着いた雰囲気のお寺。酉年の方はここが守り本尊になります。
INFORMATION
店名:
安國寺
住所:
〒903-0826 沖縄県那覇市首里寒川町1丁目2
電話番号:
0988842735
営業時間:
9時00分~18時00分
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西来院(達磨寺)

【卯・戌・亥】 「達磨寺」の愛称で親しまれており、安産祈願や子宝祈願でも有名な、ママに馴染み深いお寺です。
INFORMATION
店名:
西来院 (達磨寺)
住所:
〒903-0813 沖縄県那覇市首里赤田町1丁目5−1
電話番号:
0988841077
営業時間:
7時00分~18時00分
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盛光寺

【未・申】 静かで温かみのあるお寺。未年・申年の方はこちらへ足を運びましょう。
INFORMATION
店名:
盛光寺
住所:
〒903-0821 沖縄県那覇市首里儀保町3丁目19
電話番号:
0988843869
営業時間:
7時00分~18時00分
※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。
【深掘り】西来院(達磨寺)の魅力と見どころ
4つのお寺の中でも、西来院、通称「達磨寺」は特にママたちに馴染み深いのでは?卯・戌・亥年の方の守り本尊ですが、それ以外の干支の方も「ここだけは外せない!」と訪れるほど、見どころが満載です。
●圧巻!真っ赤な鳥居

境内でひときわ目を引くのが、鮮やかな赤色が何連も続く鳥居の列。お寺の中に鳥居があるのは、神様と仏様をどちらも大切にする沖縄の深い歴史を感じさせます。 この鳥居は、願いが叶った方々が感謝を込めて奉納したもの。
鳥居をくぐるたびに、これまでに積み重なったたくさんの「幸せの連鎖」をお裾分けしてもらえるような、清々しい気持ちになれます。フォトスポットとしても人気なので、お子さんの成長記録の一枚にもぴったりですよ。
●「縁むすび」は人間関係も守ってくれる

達磨寺は「縁むすび」の神様としても知られています。縁むすびというと恋愛をイメージしがちですが、実は「家族の縁」や「良い友人との縁」、さらには「仕事の縁」など、あらゆる人間関係を良好にしてくれるもの。
「子どもが新しい環境で良いお友達に恵まれますように」「家族がずっと仲良く過ごせますように」。そんなママの切実な願いを、優しく包み込んでくれる場所です。
●重い?軽い?「持ち上げて願うが叶う」不思議なダルマ石

境内の一角にある「願うが叶う」と記された、大きなダルマ石。この石には、ちょっと面白い言い伝えがあります。 願いを込めてダルマ石を持ち上げたとき、「思ったよりも軽い!」と感じれば、その願いが成就する日が近いといわれているんです。「重いかな?軽いかな?」と、お子さんと一緒にドキドキしながら挑戦してみてくださいね♪
子連れ・ママ目線でアドバイス!無理なく巡る「首里散策」

「4つのお寺を一日で回らなきゃ!」と意気込むと、ママも子どもたちも疲れてしまいますよね。首里は坂道が多く、風情はありますが歩くのは意外と大変です。そこで、ママ目線のスムーズな巡り方のポイントをご紹介します。
●車やゆいレールを賢く活用 今回は「親子でガッツリウォーキング」という形ではなく、車をメインに移動するスタイルが断然おすすめ。各お寺には駐車場が完備されていますし、近くにコインパーキングもあります。首里の細い道に不慣れな方は、ゆいレールの各駅からタクシーを数分利用するのも手です。

●「分けて巡る」のもアリ 一気に4か所回るのではなく、「今週は達磨寺と安國寺」「来週は観音堂」と、数日に分けて巡るのも全く問題ありません。大切なのは回数や順番よりも、神様を想う気持ちです。
●休憩スポットを楽しみの一つに 首里には、伝統的な沖縄の雰囲気を残した古民家カフェや、美味しい沖縄そば屋さんがたくさんあります。参拝の合間に「次はあそこのお菓子を食べに行こうね」とお楽しみを作っておけば、お子さんも飽きずに付き合ってくれるはず。
家族の笑顔を願って、守り神に会いに行こう

首里の十二支巡り(テラマーイ)は、単なる宗教行事ではなく、私たちが住む沖縄の歴史や文化を肌で感じ、家族の絆を深めるための「心のイベント」です。
真っ赤な達磨さんの笑顔に癒されたり、静かな境内で手を合わせたり。そんな時間は、日々の喧騒から離れて、ママの心にもふんわりと余裕を届けてくれるはず。
「私の干支はどこかな?」「パパの神様、見つけたよ!」 そんな明るい声が響く、素敵なテラマーイになりますように。今年の開運アクションとして、ぜひご家族で首里のお寺へ足を運んでみてくださいね。







