
沖縄ママのホストファミリー体験レポート3選|国際交流で子どもも家庭も成長!
「子どもに英語を触れさせたい」「もっと世界を知るきっかけを作りたい」。そう思っても、実際に留学生を自宅に迎えるとなるとハードルが高いと感じるママも多いはず。
でも、沖縄にはすでに一歩を踏み出しているママたちがいます。最初は不安だらけだったけれど、気づけば家族の毎日に新しい風が吹き、子どもたちが驚くほど成長していた──
そんなリアルな声をお届けします。今回ご紹介するのは、南風原町と那覇市でホストファミリーを体験した3家庭。
それぞれの物語をのぞきながら、沖縄ママだからこそ体感できた“ホストファミリーの魅力”を一緒に見ていきましょう。
目次
ホストファミリー体験で育む、私たち家族と未来の可能性
南風原町・Fさん|泣いてお別れした最初のゲストとの思い出
「言葉は通じるかな?」「ごはんは何を作ればいいんだろう」──不安を抱えながら迎えた最初のゲストは、イタリアから来た24歳の留学生。Fさん一家は最初こそ緊張しましたが、子どもたちはすぐに心を開き、帰る頃には「帰らないで!」と泣いてしまったほど。
夕食は毎日一緒に食べ、休日は首里城やご朱印巡り、ブルーシールのアイス、パイナップルパークへ。あるときは一緒に餃子を作って大盛り上がり。逆にゲストから本場のカルボナーラを教わることもありました。
宗教上の理由で豚肉を食べられないトルコ出身のゲストには、魚や鶏を中心にした献立に挑戦。「家のご飯がそのまま国際交流の場になる」と感じたそうです。
子どもたちも自然に成長し、最初は恥ずかしがっていた長女や長男が、やがて「これは英語でなんて言うの?」と積極的に質問するように。長男にとって、ゲストが忘れていったバスタオルは今でも宝物です。
那覇市・Aさん|高校生の息子たちが学んだ“多様性の目”
Aさんの家庭では、アメリカ・メキシコ・ハンガリー・中国と、さまざまな国のゲストを受け入れてきました。最初は「生活リズムが合うのかな」と不安もありましたが、翻訳アプリを駆使しながらやり取りを続けるうちに、自然と会話も増えていきました。
平日は夜に一緒に食事をし、休日は豊見城のビーチや久高島にドライブ。アニメやポケモン好きのゲストはライカムで大喜び。息子さんたちは最初こそスルー気味でしたが、気づけば会話のきっかけを探し、案内役を買って出るように。
Aさんが一番印象に残っているのは、子どもたちの変化。「見た目や国籍にとらわれず、相手がどんな言葉を話すのかを聞いて判断するようになったんです」と話します。家庭に居ながらにして“多様性の目”を養えたことは、学校では得られない学びでした。
Aさん自身も「退屈しない!毎回新しい発見がある」と笑顔に。まさにホストファミリーならではの贅沢な時間です。
那覇市・Mさん|3姉妹と一緒に過ごした、カナダからのゲスト
3姉妹を育てるMさんの家庭にやってきたのは、カナダからの28歳のゲスト。初日から思わぬハプニングがありました。お迎えの車中で次女が眠ってしまい、三女を抱っこしていたMさんは「ごめん、次女を抱っこして家まで連れて行ってもらえますか?」とお願いすることに。ゲストは笑顔で引き受けてくれ、「優しい人だな」と思った瞬間から距離がぐっと縮まったそうです。
滞在中は家族で回転寿司へ行ったり、美ら海水族館や瀬長島に出かけたり。ちょうど旧盆の時期だったため、旦那さんの実家でウークイを体験し、エイサーも一緒に観ました。
子どもたちもそれぞれの関わり方でゲストに懐きました。長女は宿題を教え、次女は保育園で「うちに外国の人が泊まってるんだよ!」と先生に自慢。三女も自然にタッチやバイバイをするように。
さらに驚いたのは、ゲストが家事を手伝う姿を見て旦那さんも積極的に家事に参加するようになったこと。「家庭内の空気まで変わるなんて」と、Mさん自身もびっくりしたそうです。
食卓とおでかけが生む、家族の絆と異文化理解
3家庭に共通していたのは、食卓が一番の交流の場だったこと。沖縄そばや餃子、モーイの和え物など、沖縄らしい料理はゲストに大好評。逆にメイプルシロップの意外な使い方や、各国の朝食文化などを教わる場にもなりました。料理はまさに世界とつながる入り口。
また、首里城や美ら海水族館、ビーチやボルダリングなど、日常の外出もゲストと一緒なら特別な体験に。普段の休日がちょっとした冒険になり、子どもたちはその中で積極性や思いやりを育んでいきました。
ママたちにとっても「退屈しない」「新しい発見がある」という声が多く、非日常が日常に溶け込む楽しさを感じられたそうです。
沖縄ママにこそおすすめ!ホストファミリーの魅力
3家庭がそろって語ったのは「やってよかった!」という実感でした。子どもにとっては英語力アップや異文化理解、自信や思いやりの成長につながり、ママにとっても新しい友達や世界が広がるきっかけに。
もちろん最初は慣れないこともあるかと思いますが、それ以上に得られる学びと喜びがあるのは間違いありません。お受け入れすると期間に応じて謝礼があるのも安心ですね。
今、沖縄を訪れる留学生やゲストは増えているのに、ホストファミリーはまだまだ不足しています。特別な家庭でなくても大丈夫!
「完璧じゃなくてもいい、一緒に過ごす時間を楽しむことが一番」──3人のママたちがそう教えてくれました。国際交流の受け皿になるのは、他でもない“沖縄の家庭”だからこそ意味があるのです。
もし少しでも気になったら、「ホームステイインジャパン」のHPをチェックしてみてくださいね!
今年7月に豊見城で開催された沖縄エリアのホストファミリー説明会の様子もこちらで紹介してます♪
スタッフさんもとても気さくな方ばかりなので、家族にとって新しい学びとなるホストファミリー体験も安心。まずは気軽に、気になることを聞いてみるところからスタートしてみませんか?