
沖縄市|子連れでいってみた!沖縄県全島エイサー祭り2025年体験レポート
沖縄に住んで10年以上、ついに念願のエイサー祭りデビュー!
ママ友4家族で挑んだ全島エイサー祭りは、感動と発見がいっぱい。子連れで行く時の持ち物から座席選び、そして心に響くエイサーの魅力まで、リアル体験をお届けします!
目次
「太鼓の音とサンシンの音色が心に響く!家族みんなで感動した沖縄全島エイサー祭りの魅力を子連れママ目線でレポート」
念願のエイサー祭りデビュー!ママ友4家族で現地集合
沖縄に住んで10年以上経つのに、実はエイサー祭りは初体験だった私。今年こそは!と思い、ママ友4家族で現地集合することになりました。子どもたちの年齢は下が4歳、上が小学6年生という幅広いメンバーです!
エイサー祭りは3日間開催されていて、1日目が道ジュネー、2日目・3日目がコザ運動公園での演舞があります。今回は2日目の17:30頃から参加してきました。
なんと会場に向かっている途中で虹を発見!移動中に雨が降って大変だったけれど、なんだかラッキーなスタートにテンションが上がりました。実は2日目の夕方に大雨が降ったんです。急な大雨だったので、途中で帰った人もいた様子。そのため、ちょうど良い場所をなんとか確保することができました。雨には濡れたけど、ちょっとラッキーでした。計画的に行くなら、早めに行って場所取りした方が良さそうですね!
花火をしっかり見たいならスタンド側、エイサーを傾斜に座って見たいなら外野の席がおすすめです。
子連れエイサー祭り攻略!絶対に持っていきたい必需品リスト
エイサー祭り、特に子連れで行くなら準備が大切!実際に体験して分かった必需品をご紹介します。
雨対策は必須!
なぜか毎年3日間の真ん中の日は雨が降るという沖縄エイサー祭り。今回も移動中と観覧中に大振りの通り雨が!傘もしくはカッパは絶対に持参することをお勧めします。
暑さ対策も忘れずに
風は通るけれど、基本的にとても蒸し暑いので、うちわや小型扇風機があると助かります。長時間座って観覧するなら、レジャーシートは必須!ただし布製ではなく、雨に備えて水をはじくビニール製のものを強くお勧めします。
あると便利なアイテム
折り畳みの椅子を持参したら、軽いし本当に便利でした!出店で焼き鳥やポテトを注文すると手が汚れるので、タオルやウェットティッシュ、ゴミ袋も必需品です。
駐車場とトイレ事情
駐車場は会場近くには止められないので、ライカムや沖縄市役所に停めてバスで来るのが無難です。トイレは混雑するので、トイレが心配な小さい子は紙おむつを持参すると安心ですよ。
〈会場の場所取りの様子〉
〈雨が降って慌てて傘を出す観客たち、演舞を続ける青年会〉
出店グルメと子どもたちの楽しみ方
食べ物や飲み物は現地調達が可能!でも混雑が嫌だったり、子どもを連れての離席が心配な人は持ち込みでもOK。ペットボトルやおにぎり、お菓子を持参している人もたくさんいました。
子どもたちはポテトやくじ引きでルンルン!小銭があった方が何かと便利です。大人向けにはビアフェスタもやっているので、そちらに向かうパパ陣も…。ただ、そちらはエイサー会場以上に狭い会場に大人がいっぱいなので、子連れでは近づかない方がいいかも。
浴衣や甚平を着て参戦するのもあり!雰囲気が出てとても素敵でした。私は出店で主人が買ってきてくれたオリオンビールでエイサー観戦。主人、いい仕事するな…笑
人がとても多いので、子どもがはぐれる危険性もあります。ママ友やパパなど、大人は多い方が安心です!
感動のエイサー演舞!各青年会の違いを楽しむ
そしていよいよエイサーの演舞!これが本当に素晴らしかったんです。各青年会で衣装の違いや踊りの違いはもちろんのこと、太鼓の音や響きが全然違うんです!
地方(じかた…サンシンを弾いて歌を歌う人)は基本的に男性なのですが、女性の歌い手がいる青年会があったり、地元の青年会だけでは味わえない見比べる楽しみがありました。
最後の締めはカチャーシー!子どもも大人もみんな立って優雅に踊ります。もう恥ずかしいとかそんなものはありません。みんなで一体となって踊る瞬間は、本当に楽しくて感動的でした!
カチャーシーの後は、平和への祈りを込めたレーザーショーと花火。レーザーショーは煙幕を持ったスタッフさんが会場内を走り回って、ドキドキのスタート!花火も間近で見ることができて、家族みんな大満足でした。
エイサーの本当の意味を知って感じたこと
強く感じたのは、このエイサーは本来であればお祭りではなく、死者を弔う祈りのようなものを私たちに見せてくれているということ。各青年会は、それぞれ自分たちの地元で、地元の方たちのために、夏前それこそ冬から練習をし、夏に向けて夜に集まり仕上げてくれているんです。
夜の3〜4時間を練習に充てるのは本当に大変なことですよね。こういった皆さんの努力があって私たちがエイサー祭りを見ることができると思うと、頭の下がる思いですし、本当にありがたいと思いました。
帰る途中でチョンダラーに会ったのですが(どこの青年会のお兄さんかわからなかった…涙)、チョンダラーのお兄さんが子どもたちに「どうだったね〜??楽しかったか〜?」と声をかけてくれました。「楽しかった!!」と子どもたちは返していましたが、私は「魅せてくださってありがとう!」の気持ちでいっぱいでした。心優しいチョンダラーお兄さんは「こちらこそ、ありがとうございました。」と笑顔で返してくださって…、もう最後まで心温まりました。ありがとうチョンダラーお兄さん!
道ジュネーも含めてエイサー祭りは3日間あります。本来の道ジュネーは初盆の自宅前で踊ったり、結婚や出産などお祝いがあったお家の前で踊るもの。
下の写真は、沖縄市にある美里青年会の方たち。でーじかっこいい!
お盆の道ジュネ―で美里青年会さんの演舞を近くで観させていただきましたが、感動😢
たくさん練習されたんだろうな…しかも暑い中、一日何時間も道を踊り歩いてくださっているんです。小さい子供たちもパーランクーを持って、真剣に踊っていて、それにつきそう親たちの姿もみると、…もうこみあげてくるものが。青年会の皆さんが、地域の大切な節目に寄り添ってくれて、文化を守っているんですね。そう思うと、エイサーの演舞がさらに特別なものに感じられました。
伺ったところ、なんと青年会さんも、結婚式やお祝いの場に出張して演舞してくれるそう!景気づけにぴったりですし、みんなの記憶に残ること間違いなしです!
とても迫力があり、お祝いの場を盛り上げてくれる!正直言って、近くで生で見ると本当にかっこいいですよ!依頼やお問い合わせは、下のInstagramから可能です!
青年会ってどんなものなのか気になりませんか?こどもは参加できるのかな?その地域に住んでなくても大丈夫なの?
メンバーも募集中とのことなので、気になる方はチェックしてみてくださいね☆
沖縄市美里青年会
https://www.instagram.com/misatoseinenkai?utm_source=ig_web_button_share_sheet&igsh=ZDNlZDc0MzIxNw==
演舞依頼も受け付け中!
現役大学生から専門学生、高校生、中学生、社会人、おちびちゃんも活躍中!新しく入りたい方はお気軽にDMを♪
※締めのカチャーシーで盛り上がる観客たち
来年への誓い!ママ友たちとの約束
花火の最後まで見終わって、ママ友たちとは「来年も必ず行こう!」と誓い合いました。来年は机持参を決定!笑
初めてのエイサー祭りは、想像以上に感動的で、沖縄の文化の深さを改めて感じる体験でした。子どもたちも「また来年も来たい!」と大興奮。家族みんなの心に残る、特別な夜になりました。
沖縄に住んでいても、まだまだ知らないことがたくさんあるんだなと実感。地元の方々が大切に守り続けている文化に触れることで、沖縄での暮らしがもっと豊かになった気がします。
さいごに
子連れでのエイサー祭りは準備も当日も大変だけど、それ以上の感動と発見がありました!
来年はあなたも家族でエイサー祭りデビューしてみませんか?
きっと心に残る素敵な思い出になりますよ。