おしえてママ先生! #01|子どもの歯医者デビューはいつがベスト?

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おしえてママ先生!〜プロに聞く子育ての知恵袋〜

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ママモネ編集部
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    おしえてママ先生! #01|子どもの歯医者デビューはいつがベスト?

「これってどうすればいいの?」「なんとなく不安…」
そんなママたちの声に寄り添う現役ママの専門家が、“ちょっと知っておくと安心できる”子育ての知恵袋をシェアするコラムシリーズです。

医療・保育・食・教育など、身近なテーマをわかりやすくお届けします。

今回は、那覇市・はやしファミリー歯科の副院長であり、2児のママでもある林みずき先生が、「予防歯科の始めどき」や「おやつ・フロスの付き合い方」など、子どものお口ケアのヒントをママ目線でお届けします。

プロが伝える子育ての知恵袋「歯のケア編」

林 みずき さん

今回のコラム名 ママ専門家

林 みずき さん

沖縄生まれ沖縄育ち。那覇市古波蔵にある「はやしファミリー歯科」副院長。2児のママ。
県外の大学卒業後、県外と県内の歯科医院で経験を積んだ後、2人目のお子さんを出産後、同じく歯科医師のご主人と開業。予防歯科に力を入れ、ママ目線でのアドバイスにも長けている。「歯医者のハードルを下げてほしい

沖縄生まれ沖縄育ち。那覇市古波蔵にある「はやしファミリー歯科」副院長。2児のママ。
県外の大学卒業後、県外と県内の歯科医院で経験を積んだ後、2人目のお子さんを出産後、同じく歯科医師のご主人と開業。予防歯科に力を入れ、ママ目線でのアドバイスにも長けている。「歯医者のハードルを下げてほしい

“ママ歯科医”が伝えるわが子を守るヒント

子どもを初めて歯医者に連れて行くタイミングって、いつがいいの?


そんなママたちの疑問に、那覇市・はやしファミリー歯科の副院長であり、2児のママでもある林みずき先生が「ママ目線」でわかりやすくお答えします。

日々、地域の子どもたちと向き合う中で感じてきた“予防歯科の大切さ”や、“忙しいママでもできるお口ケア習慣”など、歯医者さんだからこそ知っておいてほしいリアルな知識をお届けします。

子どもの頃から、歯医者さんは身近で頼れる存在だった──。母親の職場が歯科医院だったという先生は、ホームパーティーで歯医者さんが遊びに来ることも多く、自然と「歯医者=かっこいい存在」と感じていたそうです。

「誰かに勧められたわけではなく、自分の中に芽生えた“憧れ”が今につながっています」

現在は子育て中のママでもある先生。「歯医者=怖い場所」と思われがちな今だからこそ、“身近に気軽に相談できる存在”でありたいという思いを持っていると語ります。

そんな思いのもと、地域の子どもたちが「歯医者さんって楽しい!」と笑顔で通えるよう、丁寧なコミュニケーションと、ママたちへの心配りを大切にしているそうです。

 

 

虫歯ゼロの未来を育てる、予防のスタートは“今”

「虫歯ができてからではなく、“できる前”から通ってほしいんです」。

上の前歯が生えてきたタイミングが、実は“予防歯科のスタートライン”。歯医者さんに慣れること、フッ素を定期的に塗ること──そんなシンプルな積み重ねが、将来の虫歯予防につながります。

「最初は椅子に座れなかった子が、1年後にはお口の掃除までできるようになる。そんな変化をママと一緒に見届けられることが、私たち歯科医の喜びなんです」

忙しい毎日の中で、すべてを完璧にこなすのは無理がある。先生はそんなママたちの“あるある”にも共感しながら、無理なく取り入れられるヒントをたくさん教えてくれました。

例えば、おやつやジュースの完全排除ではなく、“ルール化”で工夫を。

・おやつの時間を決めておく(15時のおやつタイム)
・食後は歯磨き、またはうがいを習慣に
・甘いものは食事と一緒に出す(酸性の時間を短縮)

「糖質が低めの“とうもろこし”や“おにぎり”などもおすすめですよ」と先生。

そして、歯間ケアについてのアドバイスも。「フロスは毎日できれば理想ですが、忙しいママには“週末フロスチャレンジ”を提案したいです。まずは金曜・土曜だけ、家族で一緒にフロスをする習慣から始めてみてください」

完璧を目指さなくていい。小さな一歩の積み重ねこそが、大きな予防につながるのです。

 

 

見落としがちなリスクと、ママ自身のケアも忘れずに

「実は、下の子のほうが虫歯になりやすいってご存知でしたか?」

日々多くの親子と向き合う中で、先生が気づいたこと。それは、多くのママたちが「上の子にはしっかり向き合えたのに、下の子には甘くなってしまって…」と振り返ること。

お菓子の解禁が早まったり、仕上げ磨きの回数が減ったり──。家族が増えることで、どうしても生まれてしまう“差”。でも、だからこそ「知っておく」ことが大切なのだといいます。

そして、忘れてはいけないのが、ママ自身のケア。

「“子どものため”には通うけど、“自分のため”は後回し…というママがとても多いんです。でも、ママが元気でいることが、家族全体の健康につながります。ぜひ、自分のケアも大切にしてほしいです。」

 

 

まとめ|“虫歯ゼロ”の今こそ、歯医者デビューのベストタイミング

「歯医者さんって、痛くなってから行く場所じゃないんですね」

そんな気づきを得たママも多いのではないでしょうか。

実は、“虫歯ができてから”ではなく、“虫歯ができる前”にこそ、歯医者さんを訪れるのがベストタイミング。怖がらず、楽しい気持ちで通院する習慣をつけるためにも、“虫歯ゼロ”のうちに一度足を運んでみることをおすすめします。

最初の一歩は、ただ「見せに行くだけ」でも大丈夫。先生やスタッフの雰囲気を知り、お子さんが安心できる空間かどうかを感じてみてください。

そして、できればママ自身も一緒にケアを受けることで、「歯医者は家族みんなが通う場所」というイメージを自然と育むことができます。

親子で無理なく続けられる“通いやすい歯医者さん”は、きっと見つかるはず。お子さんの未来の笑顔のために、そしてママ自身の健康のために今できる、小さな一歩から始めてみませんか?

INFORMATION

店名:

はやしファミリー歯科

住所:

〒900-0024 沖縄県那覇市古波蔵1丁目7−6

電話番号:

098-855-0615

営業時間:

月〜水・金・土曜日
9時00分~13時00分 / 14時00分~18時00分

定休日:

木曜日、日曜日

※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。

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あやこ

あやこ

強み発見アドバイザー

沖縄県中部出身、在住。38歳2児のママ。適応障害で休職したことを期に人生を見つめ直し、起業した元小学校教員。 日々を楽しむ大人を増やすことで、子どもの笑顔も増やしたい! 心を許すと中部訛りが炸裂する。 美味しいものと美容・ファッションが大好き。 表情筋ヨガ講師、顔タイプアドバイザー、強み発見講座主宰。

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