那覇市|子連れで楽しむ「離島フェア2025」島の魅力まるごと体験レポート

那覇市|子連れで楽しむ「離島フェア2025」島の魅力まるごと体験レポート

子どもがいると、お出かけ先は「ベビーカーで動きやすい? 食事は? トイレは?」など気になる点がたくさん。そんなママにぴったりなのが、沖縄の離島の魅力を一度に楽しめる 「離島フェア2025」 です。

沖縄県18の離島市町村から集まる特産品、美味しい島グルメ、めったに見られない伝統芸能、そして島の人たちの温かい笑顔。まさに「島の個性をまるごと体感できる」イベントで、1歳の娘と一緒でもストレスなく楽しめたことに驚きました。

今回は、子連れで実際に訪れたママ目線で、「アクセス」「会場の居心地」「買ってよかったもの」「食べておいしかったもの」「子連れの注意点」など、リアルな体験をたっぷり盛り込んでお届けします。

沖縄・那覇市で離島を味わう!「離島フェア2025」子連れ家族に最高のお出かけイベント

 

モノレールでスムーズアクセス

会場は 那覇市にある沖縄セルラーパーク那覇。モノレールの奥武山公園駅から徒歩で行けるので、気軽に行けます。

駅を降りると歩道が広く、ベビーカーを押しながらでも安心して進めるのが嬉しいポイント。段差もほとんどないので嬉しいポイントです。

公式ホームページには、臨時駐車場の案内もありました。

離島フェア2025会場には公共交通機関をご利用いただくか、臨時駐車場(那覇軍港)をご利用ください。
無料シャトルバス

イベント会場周辺は人が多いものの、ギュウギュウではなく、子連れの家族も多いのでどこか安心感があります。

 

まずは安心ポイントの確認:子連れ設備がしっかり

屋内エリア会場に到着してまず気になったのは「おむつ替えスペース」。

多目的トイレがあり、その中にはきちんと おむつ替え台 が完備されていました。トイレそのものも広めで、ベビーカーのまま入れるのが助かります。

また、会場内の通路は広めで、ベビーカー同士がすれ違える十分なスペースが確保。混雑しているタイミングや人気ブース周辺は人が多いので、注意しながら回れば問題ありませんでした。

ただし、歩き始めの子どもを歩かせるにはやや人が多いので、安全面を考えるとベビーカーがベストです。

 

屋内エリア「特産品展示即売」楽しすぎて時間が足りない

ここは離島フェアのメインとも言えるエリアで、沖縄県の離島18市町村から約90ブースが勢揃い。入った瞬間から、島特産の香り、笑顔で呼びかけてくれるお店の方々、目の前に広がる色鮮やかな商品たちに圧倒されます。

初日は「離島フェア絵画コンクール表彰式」が行われていて、会場の空気もどこかほっこりムード。島をテーマに描かれた子どもたちの絵は、カラフルで力強く、見ているだけで癒されました。

ブースがたくさんあるので迷わないように、事前に公式サイトでチェックしていた「優良特産品」。

実際に商品を見ると、想像していた以上に魅力的で、「これも欲しい、あれも欲しい…」と、気づけばたくさん購入してしまいました。

特に印象に残ったのは、「島らっきょうキムチ」(いえじま便)。試食もあり、らっきょうのシャキシャキ感とキムチの辛さが相性抜群。



私はもずく好きなので、同シリーズの もずくキムチ を購入。辛味が強すぎず、ごはんに乗せても、豆腐に乗せても美味しい万能アイテム。

デザインが素敵で思わず立ち止まったのが、イエラム のブース。透明感ある瓶の佇まいがとても美しく、家に飾りたくなるようなお酒でした。

さらに奄美群島のお酒も種類豊富で、普段見かけない銘柄が多く、眺めているだけでも楽しい時間に。

石垣島のビールは令和4年度「沖縄県優良県産品 推薦商品」に選ばれたとのことで、こちらも迷わず購入。夜のご褒美時間が今から楽しみになる味です。

お酒の紹介が多くなってしまいましたが、他にはアクセサリー、染物、キャンドルなど、島ごとの手仕事が光る商品がずらり。

特に手染めのストールや小物は、落ち着いた色合いのものも多く、ママにも使いやすい印象でした。

そして驚いたのが 粟国の塩プリン。まさかの胡椒入りで、一瞬「ん?」となるのですが、その後にくる甘さのまろやかさが絶妙。大人にこそ味わってほしい一品です。

座間味島のもずくと海藻スーププレミアムもずく麺も購入。その日の夕食に早速、もずく麺を食べたのですが、6歳と3歳の子どもから「つるつるしてて美味しい」と好評でした。

 

屋外エリア「離島食堂」外で食べる島ごはん

買い物を堪能した後は、屋外エリアの離島食堂へ移動。ここでは各島の名物がこの日のために集結しており、まさに年に一度のごちそう空間。

娘が好きな柔らかいかまぼこを購入。

隣の席の方が食べていたのを見て購入した南大東島のサワラ串カツ。衣はサクッと軽く、中は肉厚でふっくらジューシー。揚げ物なのに重くなく、ペロッと食べられるおいしさでした。

屋内エリアで購入した津堅にんじんサイダーを開けて休憩。優しい甘さと人参の香りがふんわり広がり、子どもがいると一息つく時間がよりありがたく感じます。

紅イモタルトも一緒に食べつつ、風に吹かれながらのんびり過ごす時間は、まさに離島フェアの楽しみ方そのもの。

屋外エリア「離島食堂」には広い休憩スペースがありました。時間帯によっては混雑していましたが、周辺の階段や芝生でくつろぐ家族も多く見られました。

ふわふわ遊具もあったので、小学生のお子さんでも飽きずに楽しめそうです。

 

子連れで参加する際のポイント

・ベビーカーがおすすめ(歩くスペースはあるが人が多め)

・多目的トイレにおむつ替え台があるので安心

・屋外は風通しがよく休憩しやすい

・食べ物は子どもとシェアできるものが多い

・ピーク時間はやや混雑するので午前中が狙い目

 

島の魅力に親子で浸れるイベント

離島フェア2025は「離島の個性をまるごと体感。 五感で味わう島の魅力」というキャッチフレーズの通り、食・文化・人・空気すべてが魅力であふれていました。

子連れでもストレスなく楽しめる工夫が随所にあり、家族のお出かけ先として毎年リピートしたくなるイベントです。

ぜひ、ご家族で訪れてみてくださいね。

「離島フェア2025」

開催日:2025年11月21日(金)~23日(日)

開催時間:AM10:00〜PM7:00(23日はPM6:00に閉場)

会場:沖縄セルラーパーク那覇 他(沖縄県那覇市奥武山町42-1)

WRITTEN BY
yume

yume

ライター|シェアサロンオーナー

沖縄生まれ育ちのライターです。3児の母としての目線をいかし、新しいことに挑戦する女性を取材しています。くらしや人生の変化に寄り添い、読んでくれる人の背中をそっと押せる文章をめざしています。那覇でシェアサロンも運営中。