ママモネ編集部インタビュー | 古見梨亜さん

ママモネ編集部インタビュー | 古見梨亜さん

ママモネのママ編集部メンバーがメンバーにインタビューを行うこの企画。

今回は、先日開催されたMrs of the Year 2025 沖縄大会 で見事グランプリに輝いた古見梨亜さんにインタビューしました。

ママモネ編集部インタビュー | 古見梨亜さん

Mrs of the Year 2025 沖縄大会 グランプリ | 古見梨亜さん

今回紹介するママモネ編集部ママライター

Mrs of the Year 2025 沖縄大会 グランプリ | 古見梨亜さん

沖縄県在住
‪Mrs of the Year 2025 沖縄大会 グランプリ👑
‪あかもち診断 / ISD個性心理学
‪現役訪問看護師
2児ママ(4歳&11ヶ月)
‪Webライター/クレヨンクリエイター
「挑戦してもいい」「自分を大切に」という気持ちを届けたい

沖縄県在住
‪Mrs of the Year 2025 沖縄大会 グランプリ👑
‪あかもち診断 / ISD個性心理学
‪現役訪問看護師
2児ママ(4歳&11ヶ月)
‪Webライター/クレヨンクリエイター
「挑戦してもいい」「自分を大切に」という気持ちを届けたい

「誰かを追いかける人生」から、「憧れられる存在」へ

看護師ママがグランプリをつかむまでの、環境と出会いの物語

「定年まで看護師として働いていくと思っていました」

そう語る彼女は、ミセスオブザイヤー沖縄大会のグランプリ古見梨亜さん。

今では舞台の上で堂々と歩き、スピーチをこなす姿に多くのママたちが憧れる存在となっています。



でもそこに至るまでには、「変わりたい」と葛藤しながらも、「どうせ私なんて」と諦めそうになった日々があったといいます。

 

転機となった、次男の誕生。

働き方が変わり、給料も下がり、「このままでは、我慢が前提の生活になってしまう」と気づいたとき、ふと浮かんだのは、「子どもたちにこんな未来を見せたくない」という強い思い。

「親孝行したい」「お金が理由でやりたいことを諦めたくない」

その願いを叶えるには、まず自分が動かなくては――

そうして、一歩を踏み出す決意をしたのです。

次男が6ヶ月の頃、「ママモネ」と出会い、ライターとしての活動をスタート。

最初は未経験でしたが、ママたちと繋がり、人脈が広がる中で、少しずつ自信が芽生えていきました。

そして、起業ママたちの集まりに参加した時のこと。

「みんな夢を持って、どんな状況でも前を向いていた。

愚痴じゃなくて、感謝を口にする姿勢に衝撃を受けたんです。」

それまでの自分は、他人の顔色を見ながら、どこか他責思考に囚われていました。

でもそんな自分も、ポジティブな人たちに囲まれるうちに少しずつ浄化され、「すべてに感謝できる自分」に変わっていったのです。

写真はインタビューに答える梨亜さん。ティアラを見せてくださいました✨

 

「来年じゃない、今の私に必要だから」子供と歩いた3ヶ月間

そんな時、3人の方から「コンテストに出てみない?」と声をかけられました。

最初は「来年でもいいかな」と思っていたけれど、「来年はもう違う私かもしれない。“今の自分”に必要だから現れた出会いなんだ」と気づき、挑戦を決意。

「どうせ出るなら、グランプリを獲りたい」

その一心で、子どもたちに挑戦する背中を見せながら、突き進みました。

↑写真はチャレンジ当時の梨亜さんと世界大会に行かれる方との写真

コンテストまでの3ヶ月間。

仕事・家事・育児との両立は決して簡単ではありませんでした。

「子どもがいるから行けない、じゃなくて、一緒に行けばいいって思ったんです。」

レッスンには子どもたちを連れて行き、運営の方に見てもらいながら参加。

スピーチ練習やウォーキングの練習は、子どもが寝た後、起きる前、料理中、車の中など、ありとあらゆる“スキマ時間”を使ってこなしました。

ただ突っ走るのではなく、海に出かけて海風に癒されたり、美味しいものを食べたりと、“休む時間”も意識的に取り入れたそうです。

 

当日、500人の観客の前で感じたこと

迎えた本番当日。

会場には500名以上の観客。

写真は練習中の様子



不安が押し寄せる中、支えてくれたのは子どもたちの笑顔でした。

「子どもたちが応援してくれて、自然と笑顔になれたんです。

ステージの上で、“私、子どもに育てられてるな…”って思いました。」

過去には、未婚で長男を妊娠・出産した経験があり、出産を決断することすら簡単ではなかったといいます。

そんな日々を経て、今こうして子どもと一緒にステージに立てていることへの感謝があふれていました。

それでも「悔しさ」が残った

意外にも、グランプリ受賞の瞬間に湧いた感情は「嬉しい」よりも「悔しい」だったそう。

「もっと表現できたはず。もっと自分らしく歩けたはずって。

でもこの悔しさがあるからこそ、次に進める。」

ウォーキングは単に歩き方を学ぶのではなく、「自分の在り方を見つめ直す時間」でもありました。

人は“環境”で変わる

そして、こんなメッセージを残してくれました。

いまの私は、以前の私とはまるで違います。

それは私自身が変わったというよりも、“環境”が変わったからだと感じています。

特に大きかったのは、“誰といるか”“誰から情報をもらうか”。

関わる人が変われば、思考も行動も、人生の選択も変わる。

かつては「どうせ私なんて…」と諦めていた彼女が、今では「変わっていいんだ」と思えるようになったのは、自分を肯定してくれる人たちとの出会いがあったから。

環境は『自分を信じられる場所』であるべき。

その場所に身を置くだけで、人は前を向けるし、一歩踏み出す勇気がわいてくる。

「リミットを外せる存在」に

今の彼女が目指しているのは、「誰かを追いかける人生」ではなく、

「誰かのリミットを外せる存在」になること。

同じように悩んでいるママや女性たちへ。

「このままでいのかな」と思った時は、まず人との関わりを見直してみてほしい。

それだけで、見える景色は大きく変わると思います。



そのことを、今、身をもって証明しています。

一歩踏み出す勇気が、未来を変える。

あなたにも、きっとできる🌸

 

後日談 ー梨亜さんから皆様へご報告ー

インタビュー後、梨亜さんからママモネの記事をご覧の皆様へ伝えてほしいと、直接のご連絡をいただきました。以下そのまま引用いたします。

「日本大会への出場を目指して準備を進めていましたが、最終的には辞退するという決断をいたしました。

沖縄大会グランプリをいただいた身として、最後まで走りきりたい気持ちもありましたが、今の自分にとって本当に大切にしたいものや、これからの人生・働き方とのバランスを見つめ直したとき、まずは“土台を整える”ことが必要だと感じました。

悩みに悩んで出した結論ではありますが、沖縄大会を通して得た経験やご縁は、これからの私の活動の大きな原動力になっています。

今後は、あのステージで学んだことを糧に、より多くの方の希望になれるような挑戦を、自分らしく続けていきたいと思っています。」

とても難しい選択と決断だったと思います。どんな状況でも自分と向き合い、決断をしている梨亜さんを、ママモネライター一同、これからも応援いたします!

このインタビューをご覧になった方が、ご自分の人生と向かうきっかけとなりますように✨